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筑摩選書

マリリン・モンローと原節子

美しく大きな二つの花

セクシーなモンロー、永遠の処女のような原節子……。一般イメージとは異なり、いかに二人が多面的な魅力に満ちていたかを重要作品に即して、生き生きと描く。

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01622-5

Cコード

0374

整理番号

115

2015/06/11

判型

四六判

ページ数

288

解説

内容紹介

マリリン・モンローと原節子。私たちを魅了してきた偉大な映画女優。二人とも一九二〇年代に生まれ、六〇年代初めにスクリーンを去っている。そのビジュアル・イメージは二一世紀のいまも広く流布し、誰もが知っているだろう。だが、二人がもっとも美しく輝くのは映画の中だという肝心なことが忘れられている。『紳士は金髪がお好き』や『麦秋』などよく知られた作品も、あまり日の目を見なかった作品も、その演技に光を当てることで二人の美しさと魅力が新たな姿で浮かび上がってくる!

目次

第1章 マリリン・モンローのお目見え
第2章 原節子の意外な顔
第3章 モンロー・ノワール
第4章 原節子“妻三部作”
第5章 花咲くモンロー
第6章 輝く原節子

著作者プロフィール

田村千穂

( たむら・ちほ )

一九七〇年生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。現在、東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍。修士論文「映画女優の誕生:1910年代日本映画における〈女優〉概念の成立」。共著に『監督と俳優の美学(日本映画は生きている Vol.5)』(岩波書店)などがある。専門は映画史、メディア研究。

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