loading...

ちくま新書

天下無双の建築学入門

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05912-3

Cコード

0252

整理番号

312

2001/09/19

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

人はいつから「家」に住むようになったのだろうか。自然の中で暮らしていた人間が家を建てるようになったのはいつからなのだろう?山や川、木や石などに神が宿っていると信じていた頃からの心の習慣が、日本建築の中にはそこはかとなく生き続けている。柱とは?屋根とは?天井とは?建築史家であり、建築家でもある著者が、初学者に向け、屋根、床、柱、窓、雨戸、ヴェランダなど建物の基本構造から説く気鋭の建築学入門。

目次

1 目からウロコ!?古代の建築術(石器で丸太は伐れるのか?―磨製石器
魔法的先端技術“縄”―しばる技術
弥生的なるモノ―竹
「夏は樔に宿」とは―樹上住宅 ほか)
2 アッと驚く!!住宅建築の技(家は夏をもって旨とすべし―住宅
シック・ハウスの代わりにシックイ・ハウスを!―建材
引き戸とドアーを隔てる歴史的事情―戸
日本建築の生命は床にあり―床 ほか)

著作者プロフィール

藤森照信

( ふじもり・てるのぶ )

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本