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定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06148-5

Cコード

0280

整理番号

448

2003/12/08

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

世界で最も長い歴史をもつ文字―漢字。それぞれの漢字が作られた背景を探ると、そこに詰め込まれた古代の人々の叡智が垣間見える。本書は、「人の一生」「食」「社会と国家」「自然と生物」といったテーマにまつわる、日常的になじみぶかい五十の漢字の成り立ちをイラストから解き明かすとともに、それらの字源が現代へと語りかける声に耳を澄ます。読んだその日から、ついつい人へと話して聞かせたくなってしまう、目からウロコの「うんちく話」満載の漢字エッセイ。

目次

1 人の誕生と成長(親―親は忍者か?
男―働かざる者飲むべからず ほか)
2 食をめぐる漢字(米―豊葦原瑞穂国に生まれて
来―遠くから来ためでたい穀物 ほか)
3 社会と国家(家―ウサギ小屋かブタ小屋か
国―婆さんはほくそ笑む ほか)
4 自然と生物(山―そこにヤマがあるから、文字ができる
莫―莫大小はフリーサイズ ほか)

著作者プロフィール

阿辻哲次

( あつじ・てつじ )

1951年生まれ。京都大学文学部中国語学中国文学科卒業。同大学大学院博士後期課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。中国語学のうち、とくに漢字を中心とする文化史を専攻。著書に『漢字学──「説文解字」の世界』(東海大学出版会)、『図説 漢字の歴史』(大修館書店)、『漢字のベクトル』(筑摩書房)、『漢字の知恵』(ちくま新書)、『部首のはなし』『近くて遠い中国語』(いずれも中公新書)などがある。

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