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ちくま新書

ヤクザに学ぶ組織論

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06255-0

Cコード

0236

整理番号

576

2006/01/05

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

ある意味では当然とも言えるが、ヤクザは厳しい環境の中で組織を維持・発展させてきた。そのためには強い団結力と戦闘性を保持しなければならず、彼らは一枚岩の結束と強靭な組織力を築き上げてきた。たとえば、山口組の新たな一極支配が進行しつつあるが、そこにはどのような組織原理が働いているのだろうか。また、関東の緩やかな連合組織に過ぎなかったテキヤの極東会が、強大な広域系博徒組織に匹敵する力を有するまでに至った背景には何があったのか。長年、ヤクザを対象として執筆活動を続けてきた著者が、究極の日本型組織の秘密に迫る。

目次

第1章 日本型組織の原型(安目を売らない
何が人を動かすか ほか)
第2章 山口組はなぜ強いか(山口組の原点
ピラミッド型組織をつくる ほか)
第3章 「親分」のリーダーシップ(田岡一雄
稲川聖城と図越利一 ほか)
第4章 組織を強くするブランド戦略(武器としての機関誌
ヤクザは人気稼業である)
第5章 勝ち組ヤクザの情報収集術(“銀座警察”という神話
ヒューミント(人的情報)の使い方 ほか)

著作者プロフィール

山平重樹

( やまだいら・しげき )

1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、フリーライターとして活躍、アウトローものを得意分野とする。実録小説、ノンフィクションなど多数の著作がある。原作映画化作品に「残?」「morocco横浜愚連隊物語」「実録新宿の顔」などがある。主な著作に「ヤクザに学ぶ交渉術」(幻冬舎アウトロー文庫)、「実録神戸芸能社」(双葉社)、「ヤクザに学ぶ組織論」(ちくま新書)、「連邦刑務所から生還した男」「冤罪・キャッツアイ事件」(小社刊)などがある。

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