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ちくま新書

プロフェッショナル原論

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06333-5

Cコード

0236

整理番号

629

2006/11/06

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

「プロフェッショナル」とは、高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業だ。業態はさまざまであっても、求められるのはたゆまぬ研鑽によって培われる技量であり、最高の結果を追求するこだわりである。ますます複雑化・高度化するビジネス分野において、その仕事はさらに重要性を増している。今こそプロフェッショナルのあるべき姿のとらえなおしが必要だ。

目次

第1章 プロフェッショナルとは(プロフェッショナルとは
プロとプロフェッショナル)
第2章 プロフェッショナルの掟(クライアントインタレストファースト(顧客利益第一):全てはクライアントのために
アウトプットオリエンティド(成果指向):結果が全て ほか)
第3章 プロフェッショナルのルールと組織(固有のルール
ギルドとファーム)
第4章 プロフェッショナルの日常(仕事ぶり
行動特性 ほか)
第5章 プロフェッショナル達へ(誘惑と不調和
プロフェッショナル達へ)

著作者プロフィール

波頭亮

( はとう・りょう )

1957年愛媛県生まれ。東京大学経済学部卒業。マッキンゼーを経て、88年㈱XEEDを設立し独立。戦略系コンサルティングの第一人者として活躍する一方で、明快で斬新なヴィジョンを提起するソシオエコノミストとしても注目される。著書に、『プロフェッショナル原論』『成熟日本への進路』『論理的思考のコアスキル』(以上ちくま新書)、『知識人の裏切り』(西部邁との対談、ちくま文庫)、『経営戦略概論』『戦略策定概論』『組織設計概論』『思考・論理・分析』『リーダーシップ構造論』(以上、産能大学出版部)、『AIとBIはいかに人間を変えるのか』(幻冬舎)ほか多数。

この本への感想

私が所属する監査法人の専門スタッフは100人を越えました。この監査法人が社会から一定の存在感を獲得するため、また、継続的に有望な新人を獲得するためには、5年以内に倍の人数の規模まで成長する必要があります。そこまで成長させる基盤は十分に確立させたものと考えています。きっとその段階で、第一世代の創業パートナーは退任しています。現在の監査環境は非常に厳しく、公認会計士としてのプロフェショナリズムよりも、組織としての品質管理の思考が優先されがちです。我々を取り巻く環境変化の中で、第一世代がDNAとして、意識せず持っていたきっとプロフェショナリズムといえるものを、いかに次世代に伝えるかが、私の監査法人における役割と考えています。ある意味では、解がなく、困っていたのですが、私の頭の中でもやもやしていたものを、本質をついて分析し、纏め上げられており、自らも再確認するとともに、法人運営のための指標を確認できた思いです。すべての公認会計士はぜひ、自分の行動と照らし合わせて読んでほしい本です。

HTS

さん
update: 2008/01/13

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