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定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06382-3

Cコード

0298

整理番号

676

2007/09/05

判型

新書判

ページ数

288

解説

内容紹介

9・11以降、史上最強の帝国アメリカは、真の平和や民主主義の確立といった美名のもと、世界各国への介入の姿勢を強めている。本書は、そうした行動の背後に隠されたアメリカの思惑を、歴史的事実の詳細な分析をもって浮き彫りにし、鋭利かつ説得的な批判を突きつける試みだ。この危機の時代に、筋金入りの思想家が、ほぼ例外なく不掲載の憂き目にあいながらも気迫でつづり続けた時評集、待望の邦訳。世界と日本がこれからどこへ向かうのか考えるうえでも欠かせぬ一冊である。

目次

9・11―忘れられた教訓
アメリカ対イラク―「侵略」に替わる私案
イラク戦争への反論
イラク戦争が始まって
イラクは実験台だ
終着点の見えないパレスチナ問題
9・11と「テロの時代」
アメリカと国連
北東アジアという脅威―支配者のジレンマ
フセイン裁判を前にして〔ほか〕

著作者プロフィール

ノーム・チョムスキー

( ちょむすきー,のーむ )

1928年米国ペンシルヴェニア州生まれ。マサチューセッツ工科大学名誉教授。言語学者。生成文法理論を提唱し、現代言語学の分野に革命をもたらした。その影響力は、哲学・心理学・コンピュータ科学などへと広範囲に及ぶ。また、反戦運動や政治・メディア批判によっても広く知られる。著書に『メディア・コントロール』『覇権か、生存か』(以上、集英社新書)、『9・11 アメリカに報復する資格はない!』(文春文庫)、『知識人の責任』(青弓社)、『生成文法の企て』(岩波書店)など多数。

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