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ちくま新書

ドゥルーズ入門

哲学の伝統 思考のイマージュ

没後十年以上を経てますます注視されるドゥルーズ。哲学史的な文脈と思想的変遷を踏まえ、その豊かなイマージュと論理を読む。来るべき思想の羅針盤となる一冊。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06481-3

Cコード

0210

整理番号

776

2009/04/06

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

没後十年以上の時を経て、その思想の意義がさらに重みを増す哲学者ドゥルーズ。しかし、そのテクストは必ずしも読みやすいとはいいがたい。本書は、ドゥルーズの哲学史的な位置付けと、その思想的変遷を丁寧に追いながら、『差異と反復』『意味の論理学』の二大主著を中心にその豊かなイマージュと明晰な論理を読み解く。ドゥルーズを読むすべての人の羅針盤となる決定的入門書。

目次

第1章 ドゥルーズの「哲学」とは何か(内包性と潜在性
十九世紀という文脈 ほか)
第2章 ドゥルーズと哲学史(ドゥルーズのコンテクスト
テクストの存在論化的読解 ほか)
第3章 『差異と反復』―ドゥルーズ・システム論(二つの主著
反表象主義の哲学 ほか)
第4章 『意味の論理学』―言葉と身体(『意味の論理学』について
静的発生と動的発生 ほか)
第5章 ドゥルーズ=ガタリの方へ―文学機械論(ドゥルーズと文学―ドゥルーズと言語
クロソウスキー論?@ほか)

著作者プロフィール

檜垣立哉

( ひがき・たつや )

1964年埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。大阪大学大学院人間科学研究科准教授。専攻は哲学、現代思想。生命の哲学を中心としたテーマで研究を続けている。著書に『生と権力の哲学』(ちくま新書)、『ベルクソンの哲学』(頸草書房)、『ドゥルーズ』(日本放送出版協会)、『西田幾多郎の生命哲学』(講談社現代新書)、『賭博/偶然の哲学』(河出書房新社)などがある。

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