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定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06685-5

Cコード

0210

整理番号

980

2012/10/09

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

たった一%の富裕層が権益を独占し、政治にも隠然たる力を及ぼすアメリカ社会。迫りくる貧困に脅える残り九九%の国民がついに蜂起した。声なき人々が怒りの輪を広げ、ウォール街を占拠したことに端を発する「オキュパイ運動」。その歴史的意義とは何か。いま、アメリカはどこに向かおうとしているのか。そして、日本に与える影響は?稀代の思想家チョムスキーが、超大国を根底から覆しつつある直接民主主義革命を熱く語る。

目次

占拠せよ―ハワード・ジン追悼記念講演
三〇年におよぶ階級闘争の果てに―ニューヨーク大学パリ校の学生、エドワード・ラジビロフスキとのインタビュー
インターオキュパイ―オキュパイ運動を相互につなぐ
外交政策を占拠する
ハワード・ジンの思い出
プロパガンダに抵抗せよ―D.J.ブスキーニによるインタビュー
無力も、孤独も、もはやない―クリス・スティールによるインタビュー
オキュパイ運動のサポートのために―全米法律家ギルド

著作者プロフィール

ノーム・チョムスキー

( ちょむすきー,のーむ )

1928年米国ペンシルヴェニア州生まれ。マサチューセッツ工科大学名誉教授。言語学者。生成文法理論を提唱し、現代言語学の分野に革命をもたらした。その影響力は、哲学・心理学・コンピュータ科学などへと広範囲に及ぶ。また、反戦運動や政治・メディア批判によっても広く知られる。著書に『メディア・コントロール』『覇権か、生存か』(以上、集英社新書)、『9・11 アメリカに報復する資格はない!』(文春文庫)、『知識人の責任』(青弓社)、『生成文法の企て』(岩波書店)など多数。

松本剛史

( まつもと・つよし )

松本剛史(まつもと・つよし) 1959年、和歌山県生まれ。翻訳家。東京大学文学部社会学科卒。チャイナ・ミエヴィル『オクトーバー』(筑摩書房)、ハンナ・ティンティ『父を撃った12の銃弾』(文藝春秋)など訳書多数。

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