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ちくま新書

日本銀行

中央銀行の使命を問いなおす

アベノミクスで脱デフレに向けて舵を切った日銀は、本当に金融システムを安定させられるのか。金融政策の第一人者が、日銀の歴史と多難な現状を詳しく解説する。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06727-2

Cコード

0233

整理番号

1023

2013/07/08

判型

新書判

ページ数

288

解説

内容紹介

二〇一三年春、ついに「リフレ派」が日銀の執行部の中核を占めることになり、量的・質的金融緩和が採用された。これは本当に日本経済の復活をもたらすのだろうか。そもそも日銀は日々何をしている組織なのか。その業務の実態や金融政策の変遷などを、日銀OBで金融政策の第一人者がていねいに分かりやすく解説。アベノミクスで脱デフレに向けて大きく舵を切った日銀は、中長期的に金融システムを安定させていくことが可能なのだろうか―その多難な前途を考察する。

目次

第1章 中央銀行の登場
第2章 主要中央銀行のトラウマ
第3章 日本銀行の登場
第4章 日本銀行の組織と業務
第5章 バブル期までの金融政策
第6章 バブル期以降の金融政策
第7章 デフレ脱却の理論
第8章 クルーグマンと「日本型デフレ」
第9章 中央銀行と財政政策
第10章 「異次元の金融緩和」とアベノミクス

著作者プロフィール

翁邦雄

( おきな・くにお )

翁 邦雄(おきな・くにお):1951年、東京生まれ。京都大学公共政策大学院名誉フェロー。専門は国際経済学、金融論。1974年に日本銀行に入行し、筑波大学社会工学系助教授、日本銀行金融研究所長、京都大学公共政策大学院教授などを歴任した。著書に『期待と投機の経済分析――「バブル」現象と為替レート』(東洋経済新報社、日経図書文化賞受賞)、『日本銀行』(ちくま新書)、『経済の大転換と日本銀行』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『人の心に働きかける経済政策』(岩波新書)、『金利と経済――高まるリスクと残された処方箋』(ダイヤモンド社)などがある。

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