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ちくま新書

青木昌彦の経済学入門

——制度論の地平を拡げる

現代を主導する知性の エッセンスを抽出

社会の均衡はいかに可能なのか? 現代の経済学を主導した碩学の知性を一望し、歴史的な連続/不連続性のなかで、ひとつの社会を支えている「制度」を捉えなおす。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06753-1

Cコード

0233

整理番号

1061

2014/03/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

ひとつの社会を支える「制度」とは何なのか?人間社会がゲームだとするならば、その均衡はいかに可能なのか?―著者は、制度論、組織論、経済発展論など多岐にわたる領域で世界的な業績をあげ、20世紀の経済学を主導した研究者のひとりである。研ぎ澄まされた理論による斬新な研究アプローチは、経済学を超えて社会科学全般に多大な影響を及ぼした。その知性の全体像を一望し、制度論の考え方をわかりやすく解説する。

目次

第1章 経済学をどう学ぶか(私自身、こう経済を学んできた(聞き手 岡崎哲二)
経済学を学ぶ心構え―京都大学経済学部の学生諸君に招かれて)
第2章 制度分析の考え方(制度分析入門―そして日本の今をどう捉えるか
制度のシュンペーター的革新と革新の制度
青木先生、制度ってなんですか?)
第3章 制度分析の応用―日本と中国の来し方・行く末(伝統的な経済成長モデルの限界をみつめよ―呉敬〓(れん)教授との対話
雁行形態パラダイム・バーション2.0―日本、中国、韓国の人口・経済・制度の比較と連結
中国と日本における制度進化の源泉
福島原発事故から学ぶ―望まれる電力産業の改革と革新)
第4章 制度論の拡がる地平(制度論の拡がる地平―政策、認知、法、文化的予想、歴史をめぐって
資本主義はどうなるか―ミルトン・フリードマンとの対話
先進都市化と卓越したチーム力を競おう―2020年東京オリンピックに向けて)

著作者プロフィール

青木昌彦

( あおき・まさひこ )

1938年生まれ。東京大学経済学部卒業。ミネソタ大学Ph.D.。ハーバード大学助教授、京都大学教授などを経て、スタンフォード大学教授。現在、同大学名誉教授のほか京都大学名誉教授。2008~11年までIEA(国際経済学連合)の会長を務めた。主な著書に、『現代の企業』(岩波書店、日本学士院賞、サントリー学芸賞受賞)、『比較制度分析に向けて』(瀧澤弘和・谷口和弘訳、NTT出版、国際シュンペーター賞)、『コーポレーションの進化多様性──集合認知・ガバナンス・制度』(谷口和弘訳、NTT出版)『私の履歴書 人生越境ゲーム』(日本経済新聞出版社)などがある。英語の原著書・編書は20冊に及ぶ。

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