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ちくま新書

反論が苦手な人の議論トレーニング

自己主張したい…… でも、嫌われたくない人へ

「空気を読む」というマイナスに語られがちな行為は、実は議論の流れを知るための技でもあった! ツッコミから反論、仲裁まで、話すための極意を伝授する。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06795-1

Cコード

0295

整理番号

1088

2014/09/08

判型

新書判

ページ数

272

解説

内容紹介

空気を読んだつもりになって、議論の流れに任せて意見を言わなかった経験ありませんか?反論やツッコミが苦手で、他人の意見に乗っかってしまい後悔する。議論が間違った方向に進んでいるのに、それを変えることができない。そんなタイプの人に向けて、その場の雰囲気を壊さずに、モノ言うために「問題の仕組みを明らかにする」「議論へのツッコミをいれる」「相反する意見をまとめて、よりよい解決を提示する」といった三つの技法を伝授する。これからの社会人に求められる本当のコミュニケーション!

目次

序章 「空気」を形にする
第1章 空気は議論のためにある―構造から隙を見抜く(議論は主張とツッコミでできている
意味のない議論は相手にしない
一番注目すべきは「根拠」である
例示とデータの使い方には意外と穴が多い)
第2章 その議論、間違ってます―ツッコミから反論へ(ちゃんとした問題になっているか?
結論は広げすぎると罠にはまる
王道な根拠への反論
思い込みで結論は捻じ曲がる)
第3章 揉めてからの「議論力」―二項対立を乗り越える(その対立は本当か?
議論の次元を上げる
反対と賛成は紙一重?
思考の枠組みを超える)

著作者プロフィール

吉岡友治

( よしおか・ゆうじ )

1954年宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒、シカゴ大学人文学科修士課程修了、比較文学・演劇理論専攻。代々木ゼミナール講師を経て、現在、インターネット講座「VOCABOW 小論術」校長。ロースクール・MBA志望者などを対象に文章、論理の指導を行うほか、企業でもライティング指導を行っている。著書に『東大入試に学ぶロジカルライティング』(ちくま新書)、『だまされない〈議論力〉』(講談社現代新書)、『いい文章には型がある』(PHP新書)、『その言葉だと何も言っていないのと同じです!』(日本実業出版社)『「眼力」をつける読書術』(東洋経済新報社)など多数。</br>著者HP</br>http://www.vocabow.com/

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