loading...

ちくま新書

食べ物のことはからだに訊け!

——健康情報にだまされるな

どれが効くの? どれが体に悪いの?

○○を食べなければ病気にならない! 似たような話はたくさんあるけど、それって本当に体によいの? 巷にあふれる怪しい健康情報を医学の見地から一刀両断。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06817-0

Cコード

0247

整理番号

1109

2015/02/04

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

糖質制限食で誰でもダイエットできる!断食すれば調子がよくなる!これを食べればがんがなおる!食事によって健康になれるといった情報は数多く出回っているけれど、それらは本当に「効く」のだろうか?巷にあふれる眉唾な情報を医学の見地から一刀両断して、「規則正しい」食事が実はあんまり体に良くない可能性を検証する。情報があふれる時代に、何をどう食べたらよいのか迷っている人に向けた一冊。

目次

第1章 糖質制限は本当に体に良いのか?
第2章 健康「トンデモ」本の特徴
第3章 「トンデモ」情報に振り回されないために
第4章 食べ物の「常識」を疑ってみる
第5章 食べる食べないを適度に考えるために
第6章 『美味しんぼ』から『もやしもん』へ
第7章 食べ物のことは他人に聞くな、自分に聞け

著作者プロフィール

岩田健太郎

( いわた・けんたろう )

一九七一年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒。米国アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院勤務などを経て、神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『主体性は教えられるか』(筑摩選書)、『悪魔の味方──米国医療の現場から』(克誠堂出版)、『感染症外来の事件簿』(医学書院)、『感染症は実在しない──構造構成的感染症学』(北大路書房)、『予防接種は「効く」のか?──ワクチン嫌いを考える』『1秒もムダに生きない──時間の上手な使い方』(いずれも光文社新書)、『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)『ためらいのリアル医療倫理──命の価値は等しいか?』(技術評論社)など多数がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本