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ちくま新書

大人のADHD

——もっとも身近な発達障害

集中できない、忘れ物が多い、話を聞くのが苦手…… こんな症状、ありませんか?

近年「ADHD(注意欠如多動性障害)」と診断される大人が増えている。本書は、症状、診断・治療方法、他の精神疾患との関連などをわかりやすく解説する。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06841-5

Cコード

0211

整理番号

1134

2015/07/06

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

今までADHD(注意欠如多動性障害)は、一般的に子供の「病気」とみなされてきた。しかし近年、ADHDと診断される大人が急増している。その数は成人の約3%(クラスに1人!)にも及ぶ。本書は、最近とみに注目されるようになってきた「大人のADHD」について、専門医が解説する一冊である。ADHDとは何か、特有の症状はどんなものか、ASD(自閉症スペクトラム障害)との相違点は何か、どんな治療法があるのか。この不思議な「疾患」について知るための、決定版といえる一冊である。

目次

第1章 ADHDとは何か
第2章 症状
第3章 社会生活
第4章 ADHDと他の精神疾患
第5章 ADHDとASD
第6章 診断
第7章 治療
第8章 衝動性・攻撃性

著作者プロフィール

岩波明

( いわなみ・あきら )

1959年、神奈川県生まれ。東京大学医学部医学科卒。医学博士、精神保健指定医。都立松沢病院、東大病院精神科などをへて、2012年より昭和大学医学部精神医学講座主任教授。2015年より昭和大学附属烏山病院長を兼任、ADHD専門外来を担当。精神疾患の認知機能障害、発達障害の臨床研究などを主な研究分野としている。著書に『うつ病』(ちくま新書)、『どこからが心の病ですか?』(ちくまプリマー新書)、『文豪はみんな、うつ』(幻冬舎新書)、『狂気という隣人』(新潮文庫)、『精神科医が読み解く 名作の中の病』(新潮社)、『発達障害と生きる』(講談社)などがある。

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