API Error: too_many_requests

loading...

ちくま新書

縄文とケルト

——辺境の比較考古学

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06961-0

Cコード

0220

整理番号

1255

2017/05/09

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

ユーラシア大陸の正反対の位置にある日本とイギリス。新石器時代、大陸で?ヘ四大文明の地域のような「文明型」の社会が広まっていくなか、その果てにあった両地域は、「非文明型」の社会へと発展していった。直接的な交流がないこの二つの地域になぜ共通性が生まれたのか?また、同じホモ・サピエンスなのに、なぜ大陸とは異なる方向へ進んだのか?ストーンサークルや巨大な墓など、それぞれの遺跡を訪れることで、いままで見えてこなかった知られざる歴史に迫る。

目次

第1章 非文明の景観(旧石器時代から新石器時代へ
世界遺産を訪ねて)
第2章 死者世界を旅する(ロング・バロウの世界
巨石と図文
北への旅)
第3章 「先ケルト」から縄文へ(北辺の世界遺産
往来と交流の舞台
太陽と季節のまつり
生と死の円環)
第4章 ケルトの基層、弥生の原像(斧と文明
原ケルトの登場
東方の「原ケルト」)
第5章 帝国の周縁で(弥生の国々
ケルトの部族たち
歴史の分かれ目)

著作者プロフィール

松木武彦

( まつぎ・たけひこ )

1961年愛媛県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。岡山大学文学部教授を経て、現在、国立歴史民俗博物館教授。専攻は日本考古学。モノの分析をとおしてヒトの心の現象と進化を解明、科学としての歴史の再構築を目指している。2008年、『全集日本の歴史1 列島創世記』(小学館)でサントリー学芸賞受賞。他の著書に『進化考古学の大冒険』『美の考古学』(新潮選書)、『古墳とはなにか』(角川選書)、『未盗掘古墳と天皇陵古墳』(小学館)『縄文とケルト』(ちくま新書)などがある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本