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ちくま新書

こころの病に挑んだ知の巨人

——森田正馬・土居健郎・河合隼雄・木村敏・中井久夫

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07118-7

Cコード

0211

整理番号

1303

2018/01/09

判型

新書判

ページ数

304

解説

内容紹介

森田正馬、土居健郎、河合隼雄、木村敏、中井久夫。明治以降一〇〇年にわたる「心の病」との格闘のなかで、彼らは日本の文化に合った精神医療、心の治療の領域を切り開いてきた。日本人の心とはなにか。その病をどう癒すのか。臨床心理学・精神医学の広範な知見を活かしつつ、独自の人間理解から患者と向き合い続けた五人を取り上げ、その理論の本質と功績をわかりやすく解説する。

目次

序章 日本の心の治療を支えてきた人々
第1章 森田正馬―思想の矛盾を超えて
第2章 土居健郎―「甘え」理論と精神分析
第3章 河合隼雄―無意識との対話
第4章 木村敏―現象学から生命論へ
第5章 中井久夫―「世に棲む」ための臨床
終章 文化を超えた心の治療へ

著作者プロフィール

山竹伸二

( やまたけ・しんじ )

1965年生まれ。著述家。学術系出版社の編集者を経て、現在、哲学・心理学の分野で批評活動を展開。大阪経済法科大学客員研究員。著書『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)、『不安時代を生きる哲学』(朝日新聞出版)、『「本当の自分」の現象学』(NHKブックス)など。

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