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ちくま新書

生産性とは何か

——日本経済の活力を問いなおす

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07189-7

Cコード

0233

整理番号

1368

2018/11/05

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

バブル崩壊後、日本経済が停滞を脱することができないのは、生産性向上をなおざりにしたからである。アベノミクスでも成長戦略は後回しにされ、日本は世界から取り残された。誤解されがちな「生産性」概念を経済学の観点から捉えなおし、その上で、市場の新陳代謝、既存企業による開発や多角化、経営能力の向上など、生産性向上策について最新のデータをもとに論じる。日本経済が活力を取り戻すための新たな方策を提言する。

目次

序章 生産性はなぜ注目されるようになったのか
第1章 生産性の概念と日本経済
第2章 経済学における「生産性」
第3章 生産性を向上させる要因は何か
第4章 企業レベルの生産性向上
第5章 政府は生産性向上のために何ができるのか
第6章 日本経済が長期停滞を脱するには―アベノミクスを超えて

著作者プロフィール

宮川努

( みやがわ・つとむ )

1956年生まれ。学習院大学教授。東京大学経済学部卒業。博士(経済学)。専門はマクロ経済学、国際マクロ経済学、日本経済論。著書に『日本経済の生産性革新』(日本経済新聞社)、『長期停滞の経済学』(東京大学出版会)、『インタンジブルズ・エコノミー――無形資産投資と日本の生産性向上』(共著、東京大学出版会)などがある。

メディア情報

新聞

2024/10/07

読売新聞「STEP UP」で紹介されました。

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