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ちくま新書

大阪

——都市の記憶を掘り起こす

梅田地下街の迷宮、ミナミの賑わい、2025年万博の舞台「夢洲」…街々を歩き、文学作品を読み、思考し、この大都市の物語を語る。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07217-7

Cコード

0225

整理番号

1401

2019/04/04

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

キタとミナミの違いとは何か?梅田の巨大地下街はどのように形成されたのか?2025年万博予定地「夢洲」の暗い過去とは?梅田、船場、アメリカ村、飛田新地、釜ケ崎、新世界、法善寺横丁、ユニバ、夢洲…気鋭の地理学者が街々を歩き、織田作之助らの著作を読み、この大都市の忘れられた物語を掘り起こす。大阪とはどんな街なのか?これを読めば、見える景色はがらりと変わる。

目次

序章 路地と横丁の都市空間
第1章 大阪“南/北”考
第2章 ラビリンスの地下街
第3章 商都のトポロジー
第4章 葦の地方へ
第5章 ミナミの深層空間―見えない系をたどる
第6章 大阪1990―未来都市の30年
終章 界隈の解体

著作者プロフィール

加藤政洋

( かとう・まさひろ )

1972年長野県生まれ。立命館大学文学部教員。専門は人文地理学。著書に『大阪 都市の記憶を掘り起こす』(ちくま新書)、『酒場の京都学』(ミネルヴァ書房)、共著に『おいしい京都学 料理屋文化の歴史地理』(ミネルヴァ書房)などがある。

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