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ちくま新書

現場力

——強い日本企業の秘密

新しい技術の開発は、ずっと現場で行われてきた。豊富な事例をもとに、日本のものづくりの比較優位を支えてきた競争力とはどういうものか、その本質を捉え直す。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07312-9

Cコード

0234

整理番号

1494

2020/05/07

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

IoT、AI、インダストリー4.0―。官主導で次々に仕掛けられる潮流に飲み込まれた日本の産業界は、重要なものを見落としている。それは、日本企業の技術開発が現場で行われてきたものであり、リーダーが計画できるものではないということだ。では、真に競争力のある企業が持っている「現場力」とはなんなのか。ドイツやタイ、そして日本のものづくりの現場を歩き、従来の完成品メーカー/下請けの関係を超えて地方発の新たな取引関係を打ち立てつつある、日本企業の強さの秘密に迫る。

目次

第1章 経営の品質を決めるものは何か
第2章 すべてのものはインターネットにつながらない―ものづくりのプラットフォーマー・ドイツ・日本
第3章 競争優位の分水嶺―日本のものづくりの強みとは
第4章 タイと日本―技術観とものづくり思想の相違
第5章 バーチャル・エンジニアリング世代の台頭―見えてきた差別化創出のカギ
第6章 競争優位の源泉に迫る
終章 ものづくりの取引関係の再編期

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