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定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07326-6

Cコード

0222

整理番号

1512

2020/08/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

香港が歴史的転換点を迎えている。一国二制度のもと特別行政区として五〇年間の高度な自治が保証されるはずだった。ところが中国・習近平政権は力による「中港融合」を推し進め、一国二制度を形骸化させる国家安全法を香港の頭越しに決めた。世界を驚かせた二〇一九年の大規模抗議デモに続き、香港問題はいま米中新冷戦の最前線に浮上している。東洋の真珠と呼ばれ、日本とも関係の深い国際金融都市・香港を知りたいすべての人に届ける一冊。

目次

第1章 境界の都市
第2章 香港アイデンティティと本土思想
第3章 三人の若者―雨傘運動のあと
第4章 二〇一九年に何が起きたか
第5章 映画と香港史
第6章 日本人と香港
第7章 台湾の香港人たち
第8章 中国にとっての香港
第9章 香港と香港人の未来

著作者プロフィール

野嶋剛

( のじま・つよし )

野嶋 剛(のじま・つよし):1968年生まれ。ジャーナリスト、大東文化大学教授。朝日新聞社入社後、シンガポール支局長、政治部、台北支局長、国際編集部次長、アエラ編集部などを経て、2016年4月に独立。『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『認識・TAIWAN・電影──映画で知る台湾』(明石書店)、『蒋介石を救った帝国軍人──台湾軍事顧問団・白団の真相』(ちくま文庫)、『台湾とは何か』『香港とは何か』(ちくま新書)、『新中国論──台湾・香港と習近平体制』(平凡社新書)など著書多数。著書の多くが中国、台湾で翻訳刊行されている。

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