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定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07350-1

Cコード

0281

整理番号

1531

2020/11/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

言霊とは何か。江戸の国学者が再発見した不思議なことば
の力ということで、呪術的な思考や、国粋的な主張と結び
ついて、言霊思想や言霊信仰などと呼ばれる場合もある。
非科学的な発想だとされがちなものだが、しかし情報が少な
かった江戸時代の博学たちの分析をよみなおすと、ことばの
渉猟者だからこそたどり着けた鋭い言説が垣間見える。現代
の言語学にも共通する、その発想を読み解く。

目次

第1章 『万葉集』の言霊(奈良時代には使われていた語
「言」と「事」 ほか)
第2章 江戸時代の言霊(古文辞派の解釈方法
国学者の古文辞学 ほか)
第3章 富士谷御杖の言霊倒語説(形而上学的な解釈学
ひとえ心とひたぶる心 ほか)
第4章 和歌と言霊(詞の匂い・詞の裏
ことばの「我と彼」 ほか)

著作者プロフィール

今野真二

( こんの・しんじ )

1958年神奈川県生まれ。86年早稲田大学大学院博士課程後期退学、高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。専攻は日本語学。著書に、『漢字からみた日本語の歴史』(ちくまプリマー新書)、『日本語の近代――はずされた漢語』(ちくま新書)、『百年前の日本語――書きことばが揺れた時代』『日本語の考古学』(岩波新書)、『かなづかいの歴史――日本語を書くということ』(中公新書)、『日本語のミッシング・リンク――江戸と明治の連続・不連続』(新潮選書)、『「言海」を読む――ことばの海と明治の日本語』 (角川選書)、『振仮名の歴史』(集英社新書)、『文献から読み解く日本語の歴史――鳥瞰虫瞰』(笠間書院)、『?言海?と明治の日本語』(港の人)など多数。

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