ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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「問い」と聞いたとき、あなたはなにを思いうかべるでしょう? それは、問題、課題といった実際に取り掛からなければいけないものだったり、もう少し哲学的に考える人生のテーマだったりすることもある。私たちは日々物事を考える時、漠然と考えるのではなく、そこにある「問い」を発見し、それに対する「答え」を求めるという流れで考えた方がより深く考えることができるのではないか。なにも大げさなことでなくとも、仕事に関してだって、ちゃんと「問い」(目標に近いイメージ)を設定することで、それへの取り組みは一段深くなるだろう。そうした問いをいかに発見し、磨き上げるのかを解説する一冊である。
第1章 「いい問い」とは何か(答えがある問い、答えがない問い
本質と名付けてみる
なぜその問いはあるのか ほか)
第2章 「いい問い」にする方法(いい問いにまで昇華させるには
「問い」が磨かれるとき
自分と世界の矛盾のうちに ほか)
第3章 「いい問い」の見つけ方(消極的アプローチをとる理由
「違和感」と「自覚」
対象の内実と形式 ほか)
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