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ちくま新書

ヨーロッパ冷戦史

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07373-0

Cコード

0222

整理番号

1550

2021/02/04

判型

新書判

ページ数

512

解説

内容紹介

ヨーロッパがどのように分断され、ふたつの陣営が完成し、ベルリンの壁が築かれていったか。そしてそのベルリンの壁からなぜすべての分断が一気に統合へと向かっていったのか。このいわば「ドイツ問題」の解明こそがヨーロッパ現代史理解の鍵を握っている。米ソ両大国に実質的に分割されたドイツの動向を軸に、冷戦の国際政治力学を細かく検証したうえで、通常あまり顧みられない経済的な側面にも注目して考察する。西ヨーロッパ統合の発展と、東ヨーロッパ統合(コメコン)の挫折が冷戦を終焉に導いた要素も大きいからだ。ブレグジットでヨーロッパの統合も大きな曲がり角を迎え、世界が再び地域主義の様相を呈しているいまこそ参照すべき、最新研究に基づく20世紀ヨーロッパ国際政治史。

目次

第1章 ヨーロッパの分断―一九四五?四九年
第2章 冷戦の軍事化と経済的分断―一九四九?五三年
第3章 二つのドイツと二つの同盟―一九五三?五五年
第4章 東西両陣営の動揺―一九五六?五八年
第5章 第二次ベルリン危機と同盟の分裂―一九五八?六四年
第6章 対話と軍拡の時代―一九六四?六八年
第7章 ヨーロッパ・デタント―一九六九?七五年
第8章 混在する緊張と緊張緩和―一九七六?八四年
第9章 終焉の始まり―一九八五?八九年
終章 ドイツ再統一とヨーロッパ分断の終焉―一九八九?九〇年

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