山根貞男
( やまね・さだお )1939年生まれ。映画評論家。映画批評誌「シネマ69」創刊に参加。その後も映画批評、映画人への聞き書きなどを続ける。空前の大著『日本映画作品大事典』の編纂もつとめた。
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1960年代後半から70年代初頭にかけて一世を風靡した東映仁侠映画。その同時代評価は極めて低かったが、著者はその時期から映画評を書き始め、ほぼ同時代で見ている。本書はそのなかから、120本程度をガイドする、前人未到の試みである。巻末に全作品リストなど資料性を高めるとともに、ガイドブックとしても使いやすいものとする。
興隆期― 一九六三年~一九六七年(人生劇場 飛車角
人生劇場 続飛車角
ならず者 ほか)
絶頂期― 一九六八年~一九七〇年(博奕打ち 総長賭博
博徒解散式
日本侠客伝 絶縁状 ほか)
転換期― 一九七一年~一九七四年(博徒外人部隊
女渡世人
博奕打ち いのち札 ほか)
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