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ちくま学芸文庫

「不思議の国のアリス」を英語で読む

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08872-7

Cコード

0182

整理番号

-4-2

2004/08/09

判型

文庫判

ページ数

208

解説

内容紹介

ナンセンス・ファンタジーの名作『不思議の国のアリス』。子ども向けのやさしい本かと思いきや、言葉遊び満載で、なかなかに手ごわい!そこで、翻訳批評で名高いベック先生の丁寧な解説で原文を読みすすめていこうと?「うのが本書。見事な道案内でいつのまにか『アリス』の世界を英語で味わえるようになります。

目次

1 ノンセンス文学への招待(『アリス』はワンダー・ランド
ノンセンスは新しいセンス ほか)
2 イメージをつかむ読み方(日本語にない表現
全体のイメージをとらえるのが翻訳 ほか)
3 不思議の国へ入ると…(hall訳すのもラクじゃない
ここで分詞構文の復習を ほか)
4 翻訳ってこんなにおもしろい(more commonかcommonerか
こんどはどんどん大きくなる ほか)
5 『アリス』の本当のおもしろさ(A Mad Tea‐Party
toss one’s headは「胸をそらす」 ほか)

著作者プロフィール

別宮貞徳

( べっく・さだのり )

1927年東京生まれ。上智大学英文学科卒業。同大学院修士課程修了。元・上智大学文学部教授。翻訳家。幅広い知識を基に多岐にわたり活躍する。欠陥翻訳の問題に取り組んで大きな話題を呼んだ『誤訳 迷訳 欠陥翻訳』のほか『さらば学校英語 実践翻訳の技術』『達人に挑戦 実況翻訳教室』『「不思議の国のアリス」を英語で読む』『日本語のリズム』『裏返し文章講座』『翻訳読本』『「あそび」の哲学』『複眼思考のすすめ』『そこに音楽があった』など多数の著書があり、また『G.K.チェスタトン著作集』『インテレクチュアルズ』『ルネサンス百科事典』『世界音楽文化図鑑』など多数の訳書がある。

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