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ちくま学芸文庫

シーボルト 日本植物誌

美しいカラー図版150点 麗しのフロラ・ヤポニカ

シーボルトが遺した民俗学的にも貴重な『日本植物誌』よりカラー図版150点を全点収録。オリジナル解説を付した、読みやすく美しい日本の植物図鑑。

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09123-9

Cコード

0145

整理番号

-26-1

2007/12/10

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

文政期の日本で、多くの門人を育て、医学の発展に大きな足跡を残したシーボルト。彼はまた、植物学に造詣の深い博物学者でもあった。日本の植物を初めてヨーロッパに紹介したシーボルトの『日本植物誌』は、植物学的にも、民俗学や文化史の観点からも、またボタニカルアート(植物画)としても、今も高く評価される貴重な資料である。そこには、当時シーボルト本人が目にしたさまざまな日本の植物の姿と特徴を描いた、美しい彩色図版150点が収められている。その全点を再現収録、日本の植物についてのシーボルトの覚書きや最新の研究知見を踏まえ

目次

シキミ
シイ
レンギョウ
オキナグサ
シュウメイギク(別名キブネギク)
ウツギ
マルバウツギ
ヒメウツギ
ツクシシャクナゲ
キリ〔

著作者プロフィール

P.F.B.フォン・シーボルト

( しーぼると,P.F.B.ふぉん )

1796-1866年。ドイツ出身の医学者・博物学者。1823(文政6)年に、長崎のオランダ商館の医師として着任。日本の動植物・地理・歴史・言語などを研究。私塾「鳴滝塾」を開いて実地に診療しつつ医術を伝授した。29年離日。日本滞在中の研究成果は『日本』『日本動物誌』『日本植物誌』などにまとめられ、広くヨーロッパに紹介された。

大場秀章

( おおば・ひであき )

1943年東京生まれ。東京大学名誉教授、同大学総合研究博物館特任研究員、植物多様性・文化研究室代表。理学博士。植物分類学専攻。著書に、『シーボルト 日本植物誌』(ちくま学芸文庫)、『江戸の植物学』(東京大学出版会)、『植物学のたのしみ』(八坂書房)、『ヒマラヤを越えた花々』(岩波書店)、『バラの誕生』(中公新書)、『道端植物園』(平凡社新書)、『植物分類表』(アボック社)、『植物は考える―彼らの知られざる驚異の能力に迫る』(KAWADE夢新書)など多数。

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