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ちくま学芸文庫

思考の技法

知的創造を四段階に分け、危機の時代を打破する真の思考のあり方を究明する。『アイデアのつくり方』の源となった先駆的名著、本邦初訳。解説 平石耕

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09977-8

Cコード

0198

整理番号

-32-1

2020/05/11

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

あらゆる知的創造は、“準備”“培養”“発現”“検証”という四つのプロセスを踏むことで生み出される。では、人間がもつ思考の可能性を最大限活用し、「ひらめき」を意識的に生み出すような方法とはどのようなものか―。バーナード・ショーらとともにフェビアン協会の中心人物であったイギリスの政治学者・社会学者グレアム・ウォーラス(1858‐1932)。彼は、混迷を深める危機の時代にあって「思考」がなによりも重視されるべきと考え、そのメカニズムを原理的に究明しようとした。ジェームス・ヤング『アイデアのつくり方』の源泉ともさ

目次

心理学と思考
意識と意志
技法に先立つ思考
コントロールの諸段階
思考と情動
思考と習慣
努力とエネルギー
思考のタイプ
意識の遊離
教育の技法
公的教育
教えと実践

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