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定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42722-9

Cコード

0195

整理番号

-36-9

2010/06/09

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

話芸の達人・小沢昭一。軽妙洒脱な話しぶりで相手の魅力を引き出す、芸が詰まった一冊。柳家小三治と佐渡の芸能を語り、網野善彦と中世の陰陽師の実態や猿芝居のルーツにうんちくを傾け、清川虹子から昭和の喜劇王たちの素顔を聞き出し、井上ひさし・関敬六と渥美清を偲び、佐野洋子とは猫の自慢…。多士済々17人との対談集。

目次

柳家小三治―佐渡はよいとこ、フジギなとこよ
松島トモ子―トイレは好きだなぁ、落ち着くなぁ
内海好江―お祭りはジャリの時がいちばん
金子兜太―大正の先輩!ぼくらもやっぱりニヒルです
高瀬礼文―そば好きは老化現象、だけどうまいなぁ
郡司正勝―先生、吉原のことなど
網野善彦―毒の花妖しく咲かせる芸、終わりました
バルタバス―私、騎馬オペラ「ジンガロ」のオッカケおじん
清川虹子―浅草は、なるほど笑いの王国だな
井上ひさし・関敬六―渥美清さん、「浅草の唄」を唄おうよ〔ほか〕

著作者プロフィール

小沢昭一

( おざわ・しょういち )

昭和4年、東京生まれ。早稲田大学卒業。俳優座養成所をへて、昭和26年俳優座公演で初舞台。以後、新劇・映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍。一方、民俗芸能の研究にも力をそそぎ、レコード「日本の放浪芸」シリーズの製作により、昭和49年度芸術選奨新人賞を受賞。著作活動も、著書『ものがたり・芸能と社会』(新潮学芸賞)のほか『珍奇絶倫小沢大写真館』(ちくま文庫)、『小沢昭一百景 随筆随談選集』(全6巻 晶文社)、『放浪芸雑録』(白水社)など多数。平成6年度、紫綬褒章受章。平成12年「紀伊國屋演劇賞個人賞」「読売演劇大賞優秀男優賞」を受賞。平成13年度、勲四等旭日小綬章受章。平成17年、朝日賞受賞。平成24年12月10日、逝去。

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