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定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51118-8

Cコード

0142

整理番号

-19-1

2022/04/07

判型

文庫判

ページ数

672

解説

内容紹介

「力学の原理に差はないのだから,教養課程の学生が専門課程に相当する部分まで進んでいけない理由はない.進めるだけ進め,少なくとも道は開いているほうがよい,行く先で解けるようになる面白い問題に展望があるほうがよい」。本書は、1984年に東京図書から刊行された『演習詳解 力学』を大幅に増補・改訂した「第2版」である。本文のみならず、問題も新しいものが追加され、さらに旧版の問題も拡充され、解答もより丁寧なものとなっている。一流の執筆陣が、一切の妥協を排し世に贈った至高の一冊、「日本一難しいと言われている力学教科書」の文庫化。

目次

第1章 運動学
第2章 質点の力学
第3章 非線形振動
第4章 動く座標系
第5章 質点系の力学
第6章 剛体の力学
第7章 重力の起こす運動
第8章 電磁場における運動
付録

著作者プロフィール

江沢洋

( えざわ・ひろし )

江沢 洋(えざわ・ひろし) 1932年、東京都生まれ。東京大学大学院数物系研究科修了。理学博士。東京大学理学部助手、学習院大学教授を経て現在同大学名誉教授。この間海外の多くの大学で教鞭を執る。

中村孔一

( なかむら・こういち )

中村孔一(なかむら・こういち) 1938年、東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。明治大学教授を経て、現在同大名誉教授。

山本義隆

( やまもと・よしたか)

山本 義隆(やまもと・よしたか):1941年、大阪府生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院博士課程中退。科学史家、駿台予備学校物理科講師、元東大闘争全学共闘会議代表。著書に、『重力と力学的世界』、『熱学思想の史的展開』、『古典力学の形成』、『磁力と重力の発見』、『一六世紀文化革命』、『世界の見方の転換』、『小数と対数の発見』、『解析力学Ⅰ・Ⅱ』(共著)、『幾何光学の正準理論』、『近代日本一五〇年』、『私の1960年代』、『核燃料サイクルという迷宮』ほか多数。訳書に、カッシーラー『実体概念と関数概念』、ニールス・ボーア『因果性と相補性』『量子力学の誕生』などがある。

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