ベル・フックス
( べる・ふっくす )ベル・フックス(bell hooks):1952-2021年。米ケンタッキー州生まれ。フェミニズム理論家、作家、文化批評家。邦訳書に『アメリカ黒人女性とフェミニズム──ベル・フックスの「私は女ではないの?」』『フェミニズムはみんなのもの──情熱の政治学』『ベル・フックスの「フェミニズム理論」──周辺から中心へ』など多数。
loading...
ロングセラー『フェミニズムはみんなのもの』で著名なブラック・フェミニストのベル・フックスが、教育の可能性について語る。白人学校に通った際の強制と苦痛の経験、パウロ・フレイレの教育思想からの大きな影響、自由な批判を可能にする場をいかに作るか……。「関与する」ことを恐れないことで、教育は解放の行為となり、社会変革の力となる。みずからの教育者としての経験に基づいて、教育に対する洞察、戦略を、学生と教師の双方に熱く語りかける書。パウロ・フレイレ推薦。
1 関与の教育
2 価値観に革命を―多様な文化を尊重するために
3 変化を恐れない―多様な文化のなかで教える
4 パウロ・フレイレ
5 解放の実践としての理論
6 本質主義と経験
7 姉妹の手をとって―フェミニストの連帯
8 フェミニスト的に考える―いま教室で
9 フェミニストの学究生活―黒人研究者として
10 教えの共同体をめざして―ある対話
11 言葉―新しい世界と、そして新しい言葉を
12 教室の内なる階級を見据える
13 教育過程とエロス、エロティシズム
14 エクスタシー―とめどなき教えと学び
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。