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ちくまプリマー新書

市場って何だろう

——自立と依存の経済学

自立のために、多くの依存先を持とう!様々な依存先を提供しうる市場という頼れる存在。市場をゲーム理論で読み解きながらそのあり方・可能性を考えてみる。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68324-3

Cコード

0233

整理番号

302

2018/07/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

自立するために、多くの依存先を持とう!さまざまな依存先を提供しうる市場という頼れる存在。市場の原理をゲーム理論で読み解きながらそのあり方・可能性を考える。

目次

依存先を増やせ
第1部 市場とは何だろうか(共同体と市場
広がる市場―グローバル市場
政府も市場のプレイヤー
市場の失敗を克服する
市場を守る)
第2部 みんなのための市場(「ふつう」の人のための市場
市場は差別を助長するか
自立と市場
みんなを輝かせる市場)

著作者プロフィール

松井彰彦

( まつい・あきひこ )

1962年生まれ。東京大学経済学部卒業。ノースウェスタン大学M.E.D.S.にてPh.D.取得。ペンシルバニア大学経済学部助教授、筑波大学社会工学系助教授を経て、現在東京大学大学院経済学研究科教授。エコノメトリック・ソサエティ、フェロー(終身特別会員)。「ゲーム理論の観点から社会現象全体を解釈しようとする研究」により、学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞受賞。国際的な業績を挙げた45歳未満の経済学者に贈られる日本経済学会中原賞受賞。著書に、『高校生からのゲーム理論』(ちくまプリマー新書)『慣習と規範の経済学』(東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞)『市場(スーク)の中の女の子』(PHP研究所)『ミクロ経済学 戦略的アプローチ』(共著、日本評論社)『不自由な経済』(日本経済新聞社)、『障害を問い直す』(共編著、東洋経済新報社)などがある。

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