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ちくまプリマー新書

なぜ人と人は支え合うのか

——「障害」から考える

ほんとうに障害者はいなくなったほうがいいですか?『こんな夜更けにバナナかよ』の著者最新刊!

インターネット上で渦巻く次のような「問い」にあなたならどう答えますか? 「障害者って、生きてる価値はあるでしょうか?」「なんで税金を重くしてまで、障害者や老人を助けなくてはいけないのですか?」「自然界は弱肉強食なのに、なぜ人間社会では弱者を救おうとするのですか?」。気鋭のノンフィクションライターが、豊富な取材経験をもとにキレイゴトではない「答え」を真摯に探究! あらためて障害や福祉の意味を問う。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68343-4

Cコード

0236

整理番号

316

2018/12/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

障害者について考えることは、健常者について考えることであり、同時に、自分自身について考えることでもある。2016年に相模原市で起きた障害者殺傷事件などを通して、人と社会、人と人のあり方を根底から見つめ直す。

目次

第1章 障害者は本当にいなくなったほうがいいか(不思議な身体のつながり
植物状態から生還した天畠大輔さん ほか)
第2章 支え合うことのリアリティ(『こんな夜更けにバナナかよ』の世界
「公的介護保障制度」って何だろう? ほか)
第3章 「障害者が生きやすい社会」は誰のトクか?(「あわれみの福祉観」ではなく
「医学モデル」と「社会モデル」 ほか)
第4章 「障害」と「障がい」―表記問題の本質(私たちの障害観はどう変わったか
「障がい者制度改革推進会議」 ほか)
第5章 なぜ人と人は支え合うのか(価値を見いだす能力
愛情あふれる放任主義 ほか)

著作者プロフィール

渡辺一史

( わたなべ・かずふみ )

ノンフィクションライター。1968年、名古屋市生まれ。中学・高校、浪人時代を大阪府豊中市で過ごす。北海道大学文学部を中退後、北海道を拠点に活動するフリーライターとなる。2003年、札幌で自立生活を送る重度身体障害者とボランティアの交流を描いた『こんな夜更けにバナナかよ』(北海道新聞社、後に文春文庫)を刊行し、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞を受賞。2011年、2冊目の著書『北の無人駅から』(北海道新聞社)を刊行し、サントリー学芸賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、地方出版文化功労賞などを受賞。札幌市在住。

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