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ちくまプリマー新書

デジタル社会の地図の読み方 作り方

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68419-6

Cコード

0225

整理番号

394

2022/02/07

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

地図は人類にとって最古のメディアのひとつである。それは世界の認識と知識の共有に欠かせないツールとして利用され、発展し続けてきた。地図は、主に「地理空間情報」を表現したものであるが、すべての情報をそのまま示すものではない。どの情報をどのように切り取るか、そして、限られた形式の中からどうやって情報を読み取るか、「作り手」と「使い手」にまつわる様々な技術・約束・技能が必要とされるのだ。本書ではこれらの基礎的な「地図リテラシー」について説明し、それらを身に着けるコツを示す。また、デジタル化は地図史上最大の革命的変化であるが、その意義とそれを踏まえた地図との付き合い方も論じる。

目次

第1章 地図でつながる人と世界(可視化手段としての地図
地理空間情報と地図 ほか)
第2章 作り手と世界をつなぐ―地図作成の舞台裏(地図が表すもの
記号の宝庫としての地図 ほか)
第3章 読み手と世界をつなぐ―メディアとしての地図(地図の読み手のリテラシー
地図にだまされない方法 ほか)
第4章 アナログとデジタルをつなぐ―地図のIT革命(デジタル化が広げた地図利用
アナログ地図からデジタル地図へ ほか)
第5章 課題解決につながる地図―地図リテラシーの応用(地図リテラシーと空間的思考
文系・理系をつなぐ地図 ほか)

著作者プロフィール

若林芳樹

( わかばやし・よしき )

1959年生まれ。広島大学大学院文学研究科地理学専攻博士課程後期単位取得退学(1986年)、博士(理学)(1993年)。現在、東京都立大学都市環境学部地理環境学科都市環境科学研究科地理環境学域教授。専攻は、行動地理学、都市地理学、地理情報科学。著書に、『認知地図の空間分析』(地人書房、1999年)、『地図の進化論』(創元社、2018年)などがある。

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