loading...

ちくまプリマー新書

「気の持ちよう」の脳科学

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68440-0

Cコード

0247

整理番号

414

2022/11/08

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

ふだん、やる気がでたりでなかったり、何かに熱中できたりできなかったりしたときに、「気持ちの問題」という漠然とした言葉を親や教師から投げかけられることがある。実は、こうした「気持ち」や「こころのはたらき」は脳科学研究により、大脳皮質からのトップダウンの指令によって実現されていることが明らかとなってきている。脳と心のメカニズムを知ることで、「気持ちの問題」に振り回されない自分になろう。

目次

第1章 心ってどんなもの?
第2章 脳ってどんなもの?
第3章 心を生み出す脳のはたらき
第4章 心が病むってどういう状態?
第5章 心を守る心のはたらき
第6章 「気の持ちよう」と考えてしまうワケ
第7章 「気の持ちよう」をうまく利用する
第8章 「わたし」ってなんだろう

著作者プロフィール

毛内拡

( もうない・ひろむ )

毛内 拡(もうない・ひろむ):お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。1984年、北海道函館市生まれ。2008年、東京薬科大学生命科学部卒業。2013年、東京工業大学大学院総合理工学研究科 博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員を経て、2018年よりお茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。生体組織機能学研究室を主宰。脳をこよなく愛する有志が集まり脳に関する本を輪読する会「いんすぴ!ゼミ」代表。「脳が生きているとはどういうことか」をスローガンに、マウスの脳活動にヒントを得て、基礎研究と医学研究の橋渡しを担う研究を目指している。著書:『「気の持ちよう」の脳科学』(ちくまプリマ―新書)、『脳を司る「脳」――最新研究で見えてきた、驚くべき脳の働き』(講談社ブルーバックス)で講談社科学出版賞受賞、『すべては脳で実現している。』(総合法令出版)、『面白くて眠れなくなる脳科学』(PHP研究所)、分担執筆に『ここまでわかった!脳とこころ』(日本評論社)などがある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくまプリマー新書」でいま人気の本

いま話題の本