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ちくまプリマー新書

偏差値45からの大学の選び方

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68449-3

Cコード

0237

整理番号

424

2023/04/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

現代の受験は情報戦です。受験進学校(偏差値60以上)の生徒たちは今も高偏差値の第一志望を目指すもなかなか行けない状況が続いていますが、普通の高校(偏差値40~50台)では、最初から中堅私立や指定校推薦のある大学を受験しそのまま合格する流れが増えています。また、入試の方式も増え、大学ごとに特色ある試験を設けているのが特徴です。そのため、超進学校をのぞく、ほとんどの生徒たちがまずは情報集めから受験準備をはじめることになります。
このように大学入試の状況が様変わりしている現代では、入るのが難しい大学から簡単な大学に縦に並べることはできません。偏差値で行ける大学がおおよそ決まっていた教員・親世代とはまったく異なった大学選びの必要があります。たとえば、同じような入りやすさ/学部/規模がいくつかある中からほかの尺度(特色、経済状況、場所など)をもって志望校を決めるのです。本書は、今、2020年代を生きる中高生に向けた書かれた大学選びの指南書です。

目次

第1章 文理の壁をすり抜ける(大学に進学するのは当たり前なのか
大学へ行かないとどうなる? ほか)
第2章 お得な国公立大を探せ!(国公立大学は5回受けられる
国公立か私立か? ほか)
第3章 厳選!魅力的な私立大160校(日本全国から優良私立大を厳選!
早慶・GMARCH ほか)
第4章 推薦で半分が大学に行く時代の勝ち方(推薦を受けさせてもらえない
自称進学校はなぜ厳しいのか ほか)
第5章 才能で食べていけるのか?(イラストレーターになりたい
美大が食わせてくれるわけじゃない ほか)

著作者プロフィール

山内太地

( やまうち・たいじ )

山内 太地(やまうち・たいじ):1978年、岐阜県出身。東洋大学社会学部社会学科卒業。教育ジャーナリスト・学校経営コンサルタント・教育YouTuber。理想の大学教育を求め、日本全国約800大学をすべて訪問。海外は14か国3地域約100大学を取材し、全国の高校で年間約150回の進路講演を実施。YouTubeチャンネルの総再生数は1400万回を超える。主な著書に『大学のウソ――偏差値60以上の大学はいらない』(KADOKAWA)『就活下剋上――なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか』(幻冬舎新書)『高大接続改革――変わる入試と教育システム』(ちくま新書、共著)など多数。

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