約80人の大学生の語りから導いた、
4年間を無駄にしない成長の条件
大学進学率が6割を超え、大学も学生も多様化している現代において、本書はすべての大学生の指針になる「学び方」を伝えます。キーワードは「アウェイの世界に飛び込む」と「教員の活用」のたった2つです。
【本書に登場する学生の声】
「10単位落として」「低空飛行の4年間でした」「教授との議論は“洗礼”でした」「法学には興味がないまま指定校推薦で合格して」「論文を100本弱は読んでいます」「先生には思いつきもしなかったことを指摘してもらえて」「楽単情報を先輩に聞いて履修」「大学生活はすべてラグビー中心です」「サークルが居場所でした」「先生の本はすべて読んだと思います」「卒業論文は書かずに卒業しました」「留学もゼミも挫折でした」「教授と喋ったことは一度もないままです」「4年で成長して自分の頭で考えられるようになりました」
【著者からのメッセージ】
「大学での学び方を説くのであれば、『大学で何を学ぶか』というタイトルにすることも考えられます。しかし、本書はあえて「どう学ぶか」という表現にこだわりました。それは、前述のとおり、大学生たちが取り組む活動も学ぶ内容もきわめて多様であり、「何」で論じるのは困難だと判断したためです。同時に、「何」では論じられなくても、「どのようなスタンスで活動を選び、向き合えばよいか」という切り口であれば、ある程度の指針がみえてくると確信したことも大きな理由です。」(「はじめに」より)