loading...

ちくまプリマー新書

子どものおしゃれにどう向き合う?

——装いの心理学

子どもたちにとっておしゃれとは?

子どもたちにとっておしゃれとは、社会と向き合い、そして自分を知るための大切なツールなのです。イメージで語る前に、まずはその実態を探ってみましょう。

定価

1,034

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68520-9

Cコード

0211

整理番号

0

2025/04/08

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

子どもとおしゃれの関係を、心理学から考える一冊が登場!

「ちょっとぽっちゃりしてきた?」「最近は小学生でも脱毛するんだって」「ほら、クラスのあのかわいい子」……
大人の何気ない声かけ・言葉が、子どもたちの身体への意識に影響を与えます。

子どもたちにとっておしゃれとは、社会と向き合い、そして自分を知るための大切なツールなのです。イメージで語る前に、まずはその実態を探ってみましょう。

目次

はじめに
おしゃれの低年齢化?/おしゃれそのものに「よい」「わるい」はない など

第1章 おしゃれと装いの心理学
心理学における「装い」/装いの時間的・文化的普遍性/身だしなみとおしゃれ など

第2章 見た目を意識する子どもたち
現在の子どもたちの見た目への意識/見た目の満足と自己受容/都会の子どもの方が見た目を意識している? など

第3章 メイクアップ・体毛処理
小学生におけるおしゃれへのこだわり/体毛処理の経験の実態/子どもの体毛処理と社会的規範 など

第4章 ?身体型とダイエット
体型を意識する子どもたち/ダイエットの経験の実態/「?せ=よい」の背景にあるもの など

第5章 おしゃれによる心身のトラブル
装い身体トラブルって?/子どものダメージは大きい/とはいえ人はなかなかやめられない など

第6章 メディアの影響
社会にあふれる見た目を意識させるコンテンツ/メディア視聴とメイクアップや体毛処理との関連 など

第7章 (母)親の影響
意図せずに親は影響をおよぼしている/親からのプレッシャーが子どもに不満を抱かせる/母娘の強固な結びつき など

第8章 親が本当に困っていること
大人は何を華美なおしゃれと思っているのか/子どもの年齢と困り事/困り事は親の認識の側に など

第9章 大人は子どものおしゃれにどう向き合っていくか
大事なのは普段からのよい関係性/おしゃれの安易な禁止の悪影響/規則とのせめぎ合いと社会性の発達 など

第10章 子どもにとってのおしゃれの意味や意義
おしゃれを通して社会や自分と向き合う/子どものおしゃれがダメとされる理由/おしゃれを楽しめる社会に など

おわりに
アップデート―データをもとに現状を識る/最後に大事なこと など

著作者プロフィール

鈴木公啓

( すずき・ともひろ )

鈴木 公啓(すずき・ともひろ):広島大学教育学部卒業。東洋大学大学院社会学研究科修了。博士(社会学)。現在は東京未来大学こども心理学部准教授。単著に『痩せという身体の装い──印象管理の視点から』『やさしく学べる心理統計法入門』(ともにナカニシヤ出版)、共編著に『装いの心理学──整え飾るこころと行動』『〈よそおい〉の心理学──サバイブ技法としての身体装飾』(ともに北大路書房)、『パーソナリティ心理学入門──ストーリーとトピックで学ぶ心の個性』(ナカニシヤ出版)など。

「ちくまプリマー新書」でいま人気の本

これから何かを始めたい人たちへ