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定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68752-4

Cコード

0210

整理番号

50

2006/12/05

判型

新書判

ページ数

128

解説

内容紹介

恋の悩みから宇宙摂理の大問題まで、人生に悩みの種は尽きない。一つ一つ考えていたらキリがない。問題は中身より、仕組みを考えたほうがカンタン。

目次

第1章 問題との出会い(さまざまな問題
問題は向こうからやってくる
問題とは不確定状態である
問題のゆるやかな定義)
第2章 問題との取り組み(問題から無問題へ
「解答を与える」という方法
「解消する」という方法
問題は必ず無問題にできるのか
なぜやっかいな問題があるのか)
第3章 問題をつくる(問題解消は新たな問題の出発点
問題をつくりかえる
問題にはキリがない
自由であるために)

著作者プロフィール

山本貴光

( やまもと・たかみつ )

文筆家、ゲーム作家。慶應義塾大学環境情報学部卒業。コーエーでのゲーム開発を経てフリーランス。モブキャストとプロ契約中。著書に『世界が変わるプログラム入門』、『ゲームの教科書』(馬場保仁との共著)(以上、ちくまプリマ―新書)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文体の科学』(新潮社)ほか。訳書にサレン&ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎』(SBクリエイティブ)他。

吉川浩満

( よしかわ・ひろみつ )

吉川 浩満(ヨシカワ ヒロミツ):1972年鳥取県米子市生まれ。文筆家、編集者。慶應義塾大学総合政策学部卒業。書評サイトおよびYoutubeチャンネル「哲学の劇場」を山本貴光とともに共同主宰している。おもな著書に『哲学の門前』(紀伊國屋書店)、『理不尽な進化 増補新版』(ちくま文庫)、山本との共著に『人文的、あまりに人文的な』(本の雑誌社)、『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(筑摩書房)、『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版)がある。

この本への感想

正しい悩み方・考え方を教授してくれる本

筋道を立てて考えれば、思い詰まってにっちもさっちもいかなくなる事態に陥ることはそうそうないと、やさしく説いてくれているよう。悩み多き年頃の子どもたちに、ぜひ読んでもらいたい良書だと思いました。もちろん大人が読んでも、凝り固まった頭がほぐれてすっきりすると思います。考えることを放棄しがちな日常を反省しました。内容にマッチしたイラストも素敵です。

Tomomi

さん
update: 2007/02/21
薄いが深い本

「問題」というものについて突き詰めて考え、平易に書いた良書だと思います。
でもスーパーマリオとかダイハード3って、今の中高生にわかるんでしょうか?

丸山書店(高野)で購入

さん
update: 2007/01/05
これは哲学の本なのですか?

サラサラとこんなに読みやすくてイイノカナ…
難しいコトも、平易に読みやすく書いてくださって
カッコイイ!と思いました。
&大人のメガネが必要世代にとっては、字が大きくて◎
最後の方が面白かったので、これからも期待しております。
日頃、あまり考えたコトもないよーなコトを
改めて読みまして、刺激になりました。
ありがとうございます。

ホリー

さん
update: 2006/12/20
あらゆる問題に通じる「ヒント」

自分の抱える「問題」への見方を変えさせてくれる本でした。
袋小路になったあらゆる問題に対するちょっとした「ヒント」を与えてくれました。

H.N.クリッパー

さん
update: 2006/12/18

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