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ちくまプリマー新書

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68826-2

Cコード

0293

整理番号

128

2010/01/25

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。

著作者プロフィール

万城目学

( まきめ・まなぶ )

1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。二作目『鹿男あをによし』は第137回直木賞候補、『プリンセス・トヨトミ』は第141回直木賞候補に。いまもっとも活躍が期待される気鋭の若手作家である。ほかに『ホルモー六景』、エッセイ集『ザ・万歩計』がある。

この本への感想

マドレーヌ夫人のイメージは、読む前周りと全てが違うという感じでした。  でも、読んでいくにつれてだんだんとその平凡な感じがにじみでている気がしました。また、ひとつの物語のなかにふたつのストーリーがあるのもおもしろいです。はじめは、何の関係もなかったかのこちゃんとすずちゃん・・・。そんな二人が、おたがいに興味をもってひかれあいます。私は、いままで万城目 学さんの作品をいくつか読みました。『鴨川ホルモー』、『鹿男あをによし』その作品に共通していることは子供も大人も楽しめることです。

かりりん

さん
update: 2010/10/05
集会に集まる猫たちのネーミング、最初にココではまりました。ウィットに富む猫たちの会話や“外国語”がわかるという設定、雷のことや猫又の話に代表される“夫婦”の会話、犬も猫も大好きという人間にはたまりません。もしかしたら“かのこちゃん”のお父さんは、“鹿男”の10年後の姿なのでは…などと考えながら一気に読んでしまいました。“夫婦”の別れのシーン、柄にもなくじ~んときました。首輪をはずしてやっても、しばらくそのまま置いておくラストシーンもイイ感じでした。またもや万城目ワールドに捕まってしまいました。

ほら吹き男爵

さん
update: 2010/06/17
子供の頃の、小さな、しかし深く神秘的な世界観、ペットでなく家族だった猫との思い出がよみがえり、胸熱くなりました。 
この繊細な表現、さすがです。主人も高校生の男2人も、家族全員で堪能しました!

のんべ

さん
update: 2010/05/10
読んでいるうちに
自分の子供の頃を思い出し、そして最後には涙が自然に出てました。

koro

さん
update: 2010/04/30
さすが、万丈目学さん
話の膨らませ方、言葉のセンスといい、
常軌を逸していました。
そして、
 最高!!でした。

大江 呂久

さん
update: 2010/03/22
小説を読んで泣いたなんて初めてです。
素敵な話を、ありがとう!

土屋博

さん
update: 2010/03/01
大好きな万城目先生の最新作ですので一気に読んでしまいました。読みながら宮崎駿WORDと重なってしまい、是非とも万城目WORDをアニメの中で観てみたいと思っています。
最後は大泣きしてしまいました。結婚30年の私、玄三郎とマドレーヌの夫婦愛を深く感じました。

きんとと

さん
update: 2010/02/24
読んでよかった~と、思いました。
早く自分の子供に会いたいと思いました。

みき

さん
update: 2010/02/01

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