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ちくまプリマー新書

15歳の東京大空襲

今の人たちに理解してもらうためには、戦争の経験をきちんと書いておくことも大事と思うようになり、今回初めて書いてみた

昭和十六年、東京下町の向島。すべてが戦争にくみこまれる激動の日々が幕をあけた。戦時下を必死に生きた一少年が何を考え、悩み、喜び、悲しみ、どう生きぬいたかの物語。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68832-3

Cコード

0295

整理番号

129

2010/02/08

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

昭和十六年、東京下町の向島。いまや少年少女も戦士となり、すべてが戦争にくみこまれる激動の日々が幕をあけた。本書は、戦時下に必死に生きた一少年が、何を考え、喜び、悲しみ、どう生きぬいたかの物語である。

目次

プロローグ 真珠湾攻撃と日本人―昭和十六年
第1章 悪ガキと忠君愛国―昭和十七年
第2章 軍国訓練と中学生―昭和十八年
第3章 鬼畜米英と防空壕―昭和十九年
第4章 「盲爆」と本土決戦―昭和二十年(1)
第5章 三月十日と焼死者―昭和二十年(2)
エピローグ 天皇放送と煙草一本―昭和二十年(3)

著作者プロフィール

半藤一利

( はんどう・かずとし )

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫 新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

この本への感想

両親の生きてきた時代の様子は断片的には聞かされていたのですが、この本を読んで、あらためて戦時中の日本の様子を知ることができました。
読みやすい文体なので、まるで、部屋の中で半藤さんから、直接、話を聞かせていただいているような錯覚に陥りました。
戦争とは人間を本当におかしくしてしまうものですし、気がつかないうちに、とてつもない大きな大きな過ちを犯すことになってしまう、ということがよくわかります。
半藤さんが後の世代に伝えたかったことがじんと伝わってきました。

アマデウス

さん
update: 2010/02/23

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