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ちくまプリマー新書

高校図書館デイズ

——生徒と司書の本をめぐる語らい

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68984-9

Cコード

0295

整理番号

280

2017/06/05

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

北海道・札幌南高校の図書館。ここを訪れる生徒たちは、本を介して司書の先生に自分のことを語り出す。生徒たちの数だけある、彼らの青春と本にまつわるかけがえのない話。

目次

日常を跳ぶ(作家と「言葉のキャッチボール」
壇上から見た景色を忘れない―高校生ビブリオバトル大会
わたしを取り巻く世界を、わたしの言葉で)
世界を追いかけて(文字―その魅惑的な世界
地図を片手に三次元の世界へ
格好いいな、寺山)
創造に魅せられる(最後の一音が消えるとき
山と、ダンスと、太宰治
絵を描くこと、本を読むこと
小説を書く)
旅ははじまったばかり(遠距離通学と読書の時間
SFの想像力と世界史
わたしたちは少しずつ大人になる)

著作者プロフィール

成田康子

( なりた・やすこ )

1955年北海道生まれ。1982年より学校司書として札幌月寒高校、大麻高校、札幌南高校勤務。2004年より2015年まで北海道高等学校文化連盟図書専門部事務局長。著書に『高校図書館ーー生徒がつくる、司書がはぐくむ』(みすず書房、2013)、『みんなでつくろう学校図書館』(岩波ジュニア新書、2012)。共著に、全国学校図書館協議会北欧学校図書館研究視察団『北欧に見る 学校図書館の活用』(2007)、全国学校図書館協議会編『人とメディアをつなぐ 学校司書のしごと』(2006、いずれも全国学校図書館協議会刊行)ほか。

この本への感想

札南高生の多彩で、本に向き合う自由闊達・自主自立的な姿を誇りに思います。人生の主人公は自分、を地で行く思索の奥行きを感じると同時に、そんな高校生たちと対話を続けてきた成田康子先生のお人柄に拍手喝采です。
私自身、本との向き合い方をもっと窮屈に考えていたことを後悔していますが、今はやっと楽しめる時間となっています。
数十年後のこの子たちが楽しみですね。

秋山 孝二

さん
update: 2017/06/21

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