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シリーズ・全集

吉川幸次郎遺稿集 2

——中国文学史稿・明詩説

定価

9,398

(10%税込)
ISBN

978-4-480-74642-9

Cコード

1398

整理番号

1996/02/22

判型

A5判

ページ数

588

解説

内容紹介

本書には中国文学に関する自筆原稿、口述筆記、講義ノートを収録する。「中国文学史稿」は果されなかった通史の残稿であり、「明詩説」は京大大学院用の講稿(漢文)を訓読訳したもので、銭謙益の「列朝詩集」を論じた、多数の詩の引用を含む、明一代の精細な詩史である。

目次

中国文学史序説
中国文学史の問題
中国文学史稿
中国の文の文学
支那の文語と口語
中国文学に於ける特殊な修辞法としての対句の研究
唐代文学考
杜詩序説
白坂農太郎氏「南唐二主詞注解」序
酔思郷王粲登楼
漢高皇濯足気英布雑劇
牧斎の訓詁の学を論ず
明詩説〔ほか〕

著作者プロフィール

吉川幸次郎

( よしかわ・こうじろう )

1904年、神戸市に生まれ、1980年、没。1923年京都帝大文学科に入学、支那文学を専攻。28年中国に留学、31年帰国。同年、東方文化学院(京都大学人文科学研究所東方学研究部)の研究員となり16年間をすごす。47年京都大学教授。この間、数々の著書を発表、日本の中国文学の普及に大きく貢献、芸術院会員、文化功労者となる。主な著書に、『尚書正義』、『杜甫私記』、『読書の学』、『仁斎・徂徠・宣長』、『吉川幸次郎全集』(全27巻+別巻1)などがある。

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