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単行本

東京の生活史

毎日出版文化賞(第七六回)/紀伊國屋じんぶん大賞2022

定価

4,620

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81683-2

Cコード

0095

整理番号

2021/09/17

判型

A5判

ページ数

1,216

解説

内容紹介

公募した聞き手150人が自ら語り手を選定し、それぞれが行ったインタビューを一冊にまとめる。

目次

ただ…ピアノは弾くんだと思ってましたから。どう言えばいいんでしょうね、よくわかんないけど。ピアノのない生活なんか考えないですよ(語り手=手島儀子・協力=伊藤るり・聞き手=青山薫)
「私は神様より悪魔のほうが好き」とか言っちゃって母を悲しませたよなぁ(聞き手=秋山きらら)
あそこの店やって、みんないろんな人が来て、で、どこ住んでるんですか?って言うと、世田谷から来ましたとか下北から来ましたって、勝ったなって(聞き手=浅海卓也)
で、前の工場っていうのは、そうだ、火事になって焼けた(聞き手=足立大樹)
サーフィンじゃないけど、来た波に乗った感じ。やっぱりみんな何者かに最初からなろうとして目指すものだって言われた(聞き手=足立大育)
目が合っちゃったの。ほかのこととか記憶ないけど(笑)。で、記憶もないんだけど、朝、自分の荷物もないの(聞き手=雨澤)
鴨川に呼び出されてさ。ふたりでさ、けっこう言いあって。でもまあ、ふたりのことが心配だって。刹那的、絶望に、破滅に向かってるみたいな(語り手=谷ぐち順・聞き手=飯田沙織)
で、結局地域の子で「友だち」になった子っていなかったですね、ずっと。うん。それはもう、大人になるまで

著作者プロフィール

岸政彦

( きし・まさひこ )

1967年生まれ。社会学者・作家。京都大学大学院文学研究科教授。主な著作に『同化と他者化』(ナカニシヤ出版、2013年)、『街の人生』(勁草書房、2014年)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015年、紀伊國屋じんぶん大賞2016)、『質的社会調査の方法』(石岡丈昇・丸山里美と共著、有斐閣、2016年)、『ビニール傘』(新潮社、2017年)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房、2018年)、『図書室』(新潮社、2019年)、『地元を生きる』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著、ナカニシヤ出版、2020年)、『大阪』(柴崎友香と共著、河出書房新社、2021年)、『リリアン』(新潮社、2021年、第38回織田作之助賞)、『東京の生活史』(編著、筑摩書房、2021年、紀伊國屋じんぶん大賞2022、第76回毎日出版文化賞)、『生活史論集』(編著、ナカニシヤ出版、2022年)、『沖縄の生活史』(石原昌家と監修、沖縄タイムス社編、みすず書房、2023年)、『にがにが日記』(新潮社、2023)など。

お詫びと訂正

岸政彦編『東京の生活史』について、編集製作上の不具合が見つかりました。それにともない、刊行を延期します。

当初の発売日:2021年8月23日(月)

延期後の発売日:2021年9月21日(火)

ご参加いただいた語り手と聞き手の方々、発売を楽しみにお待ちいただいている読者ならびに関係者の方々に、心からお詫び申し上げます。

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