1929年、東京生まれ。東京大学医学部卒業。東京拘置所医務技官を務めた後、精神医学および犯罪学研究のためフランス留学。帰国後、東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を歴任。小説家・精神科医。日本芸術院会員、文化功労者。『死刑囚の記録』(中公新書)、『悪魔のささやき』(集英社新書)、『宣告』(小学館)、『永遠の都』(全7巻)『雲の都』(全5巻)(以上、新潮社)、『帰らざる夏』(講談社文芸文庫)、『湿原』(岩波現代文庫)など著書多数。

加賀乙彦

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