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筑摩選書

水を守りに、森へ

——地下水の持続可能性を求めて

日本の森と水は、 意外なほど危うい

日本が水の豊かな国というのは幻想にすぎない。水を養うはずの森はいまや危機的状況だ。一体何が起こっているのか。百年先を見すえて挑む、森林再生プロジェクト。

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01534-1

Cコード

0351

整理番号

32

2012/01/16

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

日本は水の豊かな国だと思われているかもしれない。しかし、それは幻想にすぎない。その水資源を養うはずの森では、驚くほど深刻な事態が進行している。下草が一本もない森、ヒノキや杉が立ち枯れ、鹿が跋扈し、竹林が雑木を侵食し、松やナラが大量枯死する…いったいなぜこのようなことになったのか。はたして森林と地下水の再生は可能なのか。そのためには何が必要なのか―。さまざまな難関を超えて、五十年百年先を見すえた森林再生プロジェクトに挑む。

目次

はじめに―その水は、持続可能な水ですか?
第1章 最初は、ほとんど無知でした
第2章 森があっても水は増えない?!
第3章 森づくりは道づくりから
第4章 森を脅かす思わぬ難敵
第5章 悪夢の連鎖
第6章 森から広がっていくつながり
あとがきに代えて―もっともっと、企業の力を

著作者プロフィール

山田健

( やまだ・たけし )

1955年生まれ。78年東京大学文学部卒業。同年、サントリー宣伝部にコピーライターとして入社。ワイン、ウイスキー、音楽、環境などの広告コピーを制作。現在は同社エコ戦略部・部長シニアスペシャリストとして「天然水の森」活動を推進している。著書に環境小説『遺言状のオイシイ罠』(ハルキ文庫)『ゴチソウ山』(角川春樹事務所)、ワインエッセー『今日からちょっとワイン通』(ちくま文庫)などがある。

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