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筑摩選書

世界恐慌(上)

——経済を破綻させた4人の中央銀行総裁

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01579-2

Cコード

0333

整理番号

73

2013/09/12

判型

四六判

ページ数

336

解説

内容紹介

「戦争のような不経済なものは起こりえない」。誰もがそう思っていたにもかかわらず、世界は第一次大戦に突入した。戦後、膨大な財政赤字と不況を前に、英国、アメリカ、ドイツ、フランスの中央銀行総裁が世界の金融システム立て直しに立ち上がった―。一九一四年から四五年の混迷の三〇年間、世界経済に大きな影響を与え、破綻への道筋を作った彼らは、危機の渦中で何を守ろうとしたのか。それが世界経済にもたらしたものとは。二〇一〇年ピュリッツァー賞受賞作。

目次

第1部 思いがけない嵐の襲来―一九一四年八月(プロローグ―戦争のような不経済なものは起こりえない
孤独な変わり者―一九一四年、英国
若き天才―一九一四年、ドイツ
頼もしい手―一九一四年、アメリカ
金融監察官―一九一四年、フランス
マネーの将軍たち―一九一四~一九年、中央銀行)
第2部 決壊後―一九一九~二三年(愚かきわまるインスピレーション―ドイツの賠償
アンクル・シャイロック―戦債
野蛮な遺産―金本位制度)
第3部 新しい風―一九二三~二八年(混沌と希望をつなぐ橋―一九二三年、ドイツ
ドーズ・プランの開幕―一九二四年、ドイツ
金の宰相―一九二五年、英国
抵抗勢力との戦い―一九二六年、フランス)

著作者プロフィール

ライアカット・アハメド

( あはめど,らいあかっと )

一九五二年生まれ。ブルッキングズ研究所理事。ハーバード大学とケンブリッジ大学で経済学の学位を取得。世界銀行の投資部門勤務を経て、いくつもの投資会社や保険会社で二十五年以上の経験を有する投資マネジャー。現在はいくつかのヘッジファンドの顧問も務める。編著に『Economic Adjustments and Exchange Rates in Developing Countries』がある。本書で二〇一〇年度ピュリッツァー賞(歴史書部門)を受賞。

吉田利子

( よしだ・としこ )

翻訳家。訳書に、エモット『日はまた昇る』、グリフィン『マネーを生み出す怪物』、ヴェルナー『円の支配者』(以上、草思社)、ハイルブローナー『二十一世紀の資本主義』(共訳、ダイヤモンド社)他。

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