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筑摩選書

世界恐慌(下)

——経済を破綻させた4人の中央銀行総裁

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01580-8

Cコード

0333

整理番号

74

2013/09/12

判型

四六判

ページ数

336

解説

内容紹介

「あの信用緩和は、最も大規模、大胆で、最も大きな間違いだった…」。一九二九年の株価大暴落から始まる世界恐慌はあたかも想定外の自然災害のように語られてきた。だがはたしてそうか。世界はなぜ、あれほど苛烈な悲劇に見舞われねばならなかったのか。物価下落、信用収縮、金融メルトダウンが世界各地に広がる中、中央銀行はいかに対応し、それはどれほど間違っていたか―。ガルブレイス『大暴落1929』に比肩する恐慌論の新古典と名高い話題の書、待望の邦訳。

目次

第3部 新しい風―一九二三~二八年(承前)(最初の旋風―一九二六~二七年
ウィスキーを少々―一九二七~二八年)
第4部 もうひとつの自業自得―一九二八~三三年(渦巻きのなかへ―一九二八~二九年
腐敗の粛清―一九二九~三〇年
電気系統のトラブル―一九三〇~三一年
世界という甲板の火種―一九三一年
金の足枷―一九三一~一九三三年)
第5部 その他―一九三三~四四年(千鳥足の金本位制―一九三三年
隊商は進む―一九三三~四四年
エピローグ―歴史はくりかえすのか)

著作者プロフィール

ライアカット・アハメド

( あはめど,らいあかっと )

一九五二年生まれ。ブルッキングズ研究所理事。ハーバード大学とケンブリッジ大学で経済学の学位を取得。世界銀行の投資部門勤務を経て、いくつもの投資会社や保険会社で二十五年以上の経験を有する投資マネジャー。現在はいくつかのヘッジファンドの顧問も務める。編著に『Economic Adjustments and Exchange Rates in Developing Countries』がある。本書で二〇一〇年度ピュリッツァー賞(歴史書部門)を受賞。

吉田利子

( よしだ・としこ )

翻訳家。訳書に、エモット『日はまた昇る』、グリフィン『マネーを生み出す怪物』、ヴェルナー『円の支配者』(以上、草思社)、ハイルブローナー『二十一世紀の資本主義』(共訳、ダイヤモンド社)他。

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