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筑摩選書

うつ病治療の基礎知識

最低限何を知っておくべきか。

社会生活に甚大な影響を与える精神疾患、「うつ病」。診断と治療について関係者が知っておくべき知識を網羅した本書は、現在望みうる最良のガイドである。

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01591-4

Cコード

0347

整理番号

85

2014/02/12

判型

四六判

ページ数

272

解説

内容紹介

患者数の多さと社会生活への影響の深刻さにおいて、「うつ病」は現代を代表する病である。だが、これほど認知されているにもかかわらず、病気の性格と対処方法が多様であるため、関係者を戸惑わせてきた。本書は、最新の研究成果をもとに病の全体像を描きながら、治療について最低限知っておきたい情報をバランスよく網羅したものである。うつ病に直面した時のまたとないガイドとしてお使いいただきたい。

目次

うつ病とは何か
うつ病の診断
うつ病の分類
うつ病の治療
うつ病の原因
治療に用いる薬
修正電気けいれん療法など
双極性障害の診療
ガイドラインの理想と現実
心理・社会的治療法
いわゆる“新型うつ”への対処法
良い主治医の見つけ方

著作者プロフィール

加藤忠史

( かとう・ただふみ )

一九六三年東京都出身。一九八八年東京大学医学部卒業。滋賀医科大学精神医学講座助手、東京大学医学部精神神経科助手、同講師を経て、現職、独立行政法人理化学研究所主任研究員、脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームシニア・チームリーダー。医師、博士(医学)。専門は双極性障害の神経生物学。著書に『双極性障害──躁うつ病への対処と治療』(ちくま新書)、『岐路に立つ精神医学──精神疾患解明へのロードマップ』(勁草書房)、『躁うつ病に挑む』 (日本評論社)、『うつ病の脳科学──精神科医療の未来を切り拓く』(幻冬舎新書)、『動物に「うつ」はあるのか──「心の病」がなくなる日 』(PHP新書)、『双極性障害──病態の理解から治療戦略まで 第2版』(医学書院)、『脳と精神疾患』(朝倉書店)など。

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