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筑摩選書

自由か、さもなくば幸福か?

——二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う

20世紀の苦闘と幻滅を経て 私たちの社会はどこへ 向かおうとしているのか

二〇世紀の苦闘と幻滅を経て、私たちの社会はどこへ向かおうとしているのか? 一九世紀以降の「統制のモード」の変容を追い、可能な未来像を描出した衝撃作!

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01595-2

Cコード

0336

整理番号

87

2014/03/12

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

20世紀の苦闘と幻滅を経て、私たちの社会は、どこへ向かおうとしているのか?“あり得べき社会”を構想する。

目次

第1章 自由と幸福の一九世紀システム(近代リベラリズムと自己決定の幸福
契約自由の近代性
参政権―自己決定への自由
権利としての戦争
一九世紀システムの完成―自己決定する「個人」)
第2章 見張られる私―二一世紀の監視と権力(監視の浸透
情報化・グローバル化と国家のコントロール
「新しい中世」)
第3章 二〇世紀と自己決定する個人(一九世紀から遠く離れて―戦争と革命の二〇世紀
個人と人間の距離
個人の変容への対応
Why not be Perfect?―アーキテクチャと完全な規制)
第4章 自由と幸福の行方―不安社会/民主政の憂鬱(過去への回帰願望
新たなコミュニティ・ムーブメント
アーキテクチャと「感覚のユートピア」
ホラーハウス、ミラーハウス)

著作者プロフィール

大屋雄裕

( おおや・たけひろ )

一九七四年生まれ。東京大学法学部卒業。法哲学を専攻。現在、名古屋大学大学院法学研究科教授。著書に『法解釈の言語哲学──クリプキから根元的規約主義へ』(勁草書房)、『自由とは何か──監視社会と個人の消滅』(ちくま新書)が、共著に『岩波講座 憲法1』(岩波書店)、『情報とメディアの倫理(シリーズ〝人間論の21世紀的課題〟』(ナカニシヤ出版)などがある。

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