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筑摩選書

徳川の幕末

——人材と政局

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01692-8

Cコード

0321

整理番号

188

2020/04/14

判型

四六判

ページ数

304

解説

内容紹介

幕末維新の各局面においては、朝廷、各雄藩、諸外国等、さまざまな政治勢力が時に前面に表れ、時に後景に引きながら、歴史を動かした。その中でも、最後の瞬間まで最も力を持ち、政局の中心にあったのは、言うまでもなく徳川幕府である。家定、家茂、慶喜ら将軍の器量、阿部正弘、堀田正睦、井伊直弼ら老中の力量、松平春嶽、勝海舟、大久保一翁らの実力が、歴史のどの場面で、どのような役割を果たしたのか。綿密な考証に基づいて描く。

目次

第1章 安政の政局
第2章 井伊政権と久世安藤政権
第3章 慶喜後見職
第4章 家茂親政
第5章 慶喜親政
第6章 大政奉還

著作者プロフィール

松浦玲

( まつうら・れい )

昭和6年(1931)広島県生まれ。京都大学放学処分。立命館大学大学院修了。京都市史編纂所主幹、桃山学院大学教授などを経て、現在著述業。専門は日本近代の政治史、政治思想史。著書に、『勝海舟と幕末明治』(講談社)、『日本人にとって天皇とは何であったか』(辺境社)、『明治の海舟とアジア』(岩波書店)、『明治維新私論』(現代評論社)、『徳川慶喜〈増補版〉』(中公新書)、『幕末・京大坂 歴史の旅』(朝日選書)、『検証・龍馬伝説』(論創社)、『還暦以後』(ちくま文庫)、『新選組』『坂本龍馬』(岩波新書)、『勝海舟』(筑摩書房)他多数。

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