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筑摩選書

ストーンヘンジ

——巨石文化の歴史と謎

定価

2,200

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01763-5

Cコード

0320

整理番号

246

2023/01/16

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

老若男女誰もが知っている、イギリスの古代遺跡ストーンヘンジ。それは12世紀に初めて書物で言及されるが、特に近代以降、考古学者をはじめ有象無象の人びとの興味を起こし、現在でもその「謎」に多くの人が引かれている。いったい、何のためにこんなものを、誰がつくったのか? それはいまだに謎のまま。だが最新研究でわかってきたこともある。本書は、現地に何度も足を運んできた著者が、豊富な図版と共に、ストーンヘンジの魅力を解説し、最新研究にもとづいて謎について整理。またストーンヘンジに惹かれて集まって来た有象無象の人びと(素人考古学者、カルト宗教崇拝者、ヒ?bピー、詩人、観光客などなど)やその現代における歴史的変遷も解説する。ストーンヘンジは、誰もが知っている遺跡なのに、日本語の文献は少なく、またあっても説明は古くなっている。最新研究と、美麗な現地写真、また興味深い図版などで資料性の高い一冊をつくることで、巨石ファンはもちろん、古代史の読者なども取り込む。

目次

第1章 ストーンヘンジはどういう遺跡か(ストーンヘンジはどのような姿だったか
精緻な加工技術 ほか)
第2章 ストーンヘンジを見る目の歴史(英雄物語の中のストーンヘンジ
高まる古代世界への興味 ほか)
第3章 発掘の時代(石と青銅と鉄と
新たな崩壊、本格的な発掘調査 ほか)
第4章 巨大な複合施設の中のストーンヘンジ(さらに遠い過去へ
農耕文化の伝搬 ほか)
第5章 始まりの地から終末へ(西ウェールズから運ばれた遺骨
ブルーストーンの故郷へ ほか)

著作者プロフィール

山田英春

( やまだ・ひではる )

山田 英春(やまだ・ひではる):1962年東京生まれ。国際基督教大学卒。ブックデザイナー。古代遺跡・先史時代の壁画の撮影を続けている。石の蒐集家でもある。著書に『巨石──イギリス・アイルランドの古代を歩く』(早川書房)、『不思議で美しい石の図鑑』(創元社)、『石の卵──たくさんのふしぎ傑作集』(福音館書店)、『インサイド・ザ・ストーン』(創元社)、『奇妙で美しい石の世界』(ちくま新書)、『風景の石パエジナ』(創元社)、編書に『美しいアンティーク鉱物画の本』(創元社)、『奇岩の世界』(創元社)などがある。

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